【 ☆ 831 Farm ☆ 】 with  【東京NEO-FARMERS!】

☆無農薬・固定種を育てる 831農夫の書きたいことを発信~!☆

*

“赤たまねぎ「つるつる植え」”

      2020/01/30

Thank you for coming to see our homepage.

こんばんは~。寒そうですね~。

それもそのはず、

写真は、2018年2月の畑です。

HP・本の掲載用に、

プロのカメラマンさんに、

撮影して頂きました~。

ササっと撮影して

頂いたのですが、

さすがですね~!

アングル・写り方 などなど、

仕上がりが違います!

その節は、お世話になり

ありがとうございました。

東京都エコ農産物認証制度登録農家

として掲載されています。

では、私が行っている栽培方法、

「つるつる植え」について、

お話させて頂こうと思います。

その名の通りなのですが、

この方法を行うと、

最初から育ちが良く、

その後も、元気に、

のびのびと育ってくれて

逞しい子になってくれます。

小さく育った 赤たまねぎ

今年、小さく育った

赤たまねぎ(湘南レッド)を、

再度、畑に植えて、

大きく育てよう~!

という栽培になります。

昨年も、同じ方法を、

「松島レッド」という品種で、

行いました。

大きさは、ピンポン玉よりも、

小さく、直径 3cm 以下の

サイズを選びます。

植える時期としては、

根っこや、芽が出る前の

10月上旬~中旬が良いです。

最初に、表面の薄皮を剥きます。

薄皮を剥いた 赤たまねぎ

はい。「つるつる」です。

これを植えたら完了です。

実に簡単ですね♪

これでも良いのですが、

より良くするための、

ひと工夫を加えると・・・。

根っこを切った 赤たまねぎ

こんなのになります(笑)

このように、根っこを

1~2mmカットします。

根っこの根元まで切ります。

根っこを切る理由としては、

1.古くなっている根っこを

 切り落として新しくする。

2.切ることで、

 新しく強い根っこが

 出るように促進させる。

切るときは、

カッターを使うのが、

やりやすいと思います。

植える深さとしては、

玉の1/3が土に埋まる程度です。

あまり深く植えてしまうと

縦に細長いタマネギが、

出来てきますよ~(笑)

野菜の本来の味を

引き出すためには、

負荷を与えたり、

育ちやすいように

手助けしたりして、

のびのびと育つ様子を

見守ることが

大切だと思っています。

この「つるつる植え」は、

↓こちらの書籍より、

参考にさせて頂きました。

「伝承農法を活かす野菜の植えつけと種まきの裏ワザ」

 木嶋利男(著)

今回は、同時に、

「自家採種」用の

「母本」(ぼほん)も、

一緒に植えます。

母本用 赤たまねぎ

植える時期が遅くなったので、

バッチリ!芽が出てますね~

こちらも、

植える時期としては、

10上旬~中旬が良いと思います。

「母本」を植えるのも

「つるつる植え」をします。

根っこは、切りません。

根が殆ど出ていないことと、

葉っぱが伸びているからです。

根っこと葉っぱは、

繋がっており、

葉っぱが伸びている時に、

根っこを切ると、

大きくダメージを

受けてしまうからです。

植え方は、

同様に玉の1/3の深さが、

良いと思います。

今日は、畑に植える前の

下準備になりましたが、

次回は、実際に、

畑に植えた所を

お話できればと思います。

continue . . . . .

つづく . . . . .

From 農夫 of the 831 Farm

 - 栽培方法 , , , , , , , , , , ,