“育苗ハウス内の水やり方法”
2020/01/30
・育苗ハウス内の水やり
農家でよく言われることに、
「苗半作」
という言葉があります。
これは、「苗を作っている間に、
全体の半分は完了している。」
という意味です。
全体の半分が
完了してしまいますから
「苗作り」には、
大きなウエイトが
占められています。
種蒔き後の発芽するまでの期間は
栽培するにあたって、
1番の期待と不安で過ごしますが、
とても楽しみな期間でもあります。
なぜなら、発芽をしてくれた時が、
私は、一番嬉しい瞬間だからです♪
気候や土の温度を感じて、
水分を吸って、目覚めて、
芽を出す準備に入って、
成長出来るように、
種の中で形成されて、
「よし!出るぞ!」
となった瞬間に立ち会える。
なんて!嬉しくて、ワクワクして、
素晴らしいことなのでしょう~!
私、嬉しすぎて、
たまに涙してしまうことあります。
恥ずかしながら・・・(^▽^;)
そんな私が、
苗を育てる時に
気を付けていることは、
乾燥具合が分かりやすい土を選ぶ
ぱっと一目で見て状態が分かりやすい
過湿状態になりにくい
場所が違うと乾燥具合が異なる
ハウスの中でも環境が同じではない
状態に応じて、場所の入れ替えを行う
1日温度変化が場所により異なる
陽射しが好きな野菜
日陰が好きな野菜がある
各野菜に適した場所で育苗をする
苗が萎れたらタップリ水やりする
水やりを頻繁に行うと根腐れを起こす
頻繁な水やりは、
水を欲しがる野菜になる
根が深く、たくさん張り
力強いものに育つ
病気・虫に食べられているか観察
弱々しく育っている苗は食べられる
葉の表裏や土の中にいる虫を探す
伝染する病気の苗は取り除く
初めは小さく弱い存在ですから、
小さな変化に気づけるように、
顔をしっかりと近づけて、
苗と至近距離で見つめ合って
「育っておくれ~」と
エールを送りながら
見守り続けています。
「えっ。」
「ちょっと変!?」
「うん。かなり変ですね~。」
では、明日からは、少し軽めに
エールを送ることにします!
そこじゃなかったですね(笑)
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continue . . . . .
つづく . . . . .
From 農夫 of the 831 Farm