◎就農4年目にして思うこと◎
2020/01/30
2016年2月。
東京都西多摩郡瑞穂町に、
新規就農を致しました。
1年目 新しいことの連続で、
働いているというよりは、
働かされている感じで、
何かに追い立てられるように
急かされる日々を過ごしました。
日々を過ごすこと半年・・・。
私(農夫) パンクしました・・・。
物事が思い通り運ばない日が続き
フラストレーションが溜まり
破裂しました。
子どもの時から、そうなんです。
自分のことも、ままならないのに、
頼まれると断れなくて、
荷物を背負い、
気力・行動・思考スピードが
どんどん落ちて行って、
挙句の果てに「チーーーン。」
はい。終了。思考停止。現実逃避。
外壁・防護壁の完了です!
こうなっちゃうと、
自分で言うのもなんなんですが、
まぁ~大変なんです(^▽^;)
なんたって、そこからの脱出方法を
分かっていないのですから・・・。
脱出方法を知らないというよりは、
脱出をしようとしない。
とにかく、何もしたく無くなって、
必要最小限の動きに留めるのです。
結果{ふりだしにもどる}になって、
また、一からやり直しになります。
こうなると、自分も分からない、
自分待ち状態になるのです。
最終的には、「ひらきなおる。」
自分を焦らせることなく、
待つことになります。
「これも自分なんだ」
「パンクしたけど認めてあげよう」
そうやって、自分を認め、
なだめながら、
重くなってしまった心を、
少しずつ解していました。
認めてあげよう。認めたくない。
葛藤を繰り返しながら・・・。
そうすると自分を待つ自分が、
普段より行動を1つずつ増やそうと
動き始め、徐々に回復に
向かって行きます。
しかし、この回復時期も、
注意が必要なのです!
少し回復してきたからといって、
当然、元の通りに体と頭が
活動をしてくれる訳もなく、
調子に乗って動き回ると、
すぐに come back . 元に戻ります。
もういいおっさんなのに、
本当、困ったものです・・・。
新規就農をしてから4年。
幾度となく繰り返し、なんとか、
自分のコントロールが少しずつ
上手になって来ていると思います。
今年 夏に風邪をこじらせてから、
こじらせてしまっていました。
そんな時、目を覚めさせてくれる
言葉に出会いました。
「目の前の状況はすぐに変えたくても変えられない現実。」
「でもそれが現実なんだと受け入れた時、新しいことが見えてくる!」
「過去の積み重ねが今で、今の積み重ねが未来なのだと・・・」
「今」「良い人生の積み重ねしてますか?」
「あっ!そっか~。今から、
積み重ねて行けば、それは、
未来へ積み重ねになるんだ~。」
「そうしたら、
良い人生の積み重ねに
繋がって行くんだ~。」
「なんだ~。そっか~。」
この言葉で本当救われました。
ホッとした。安心した。
心のモヤモヤが晴れて、
本当、楽になりました~(^▽^)/♪
そうして、私は、畑仕事に
勤しむことになるのです。
思い出したことがあります。
それは、4年間、自分の農業への
変わらない思いと行動でした。
1. 無農薬で野菜を育てる
2. 固定種・在来種の野菜を育てる
3. 種蒔きから1年を観察をして、種を採り、その種を蒔くこと
4. 本来の味がする野菜を作る
5. 好きな野菜を育てて、出荷する前に味見をして、美味しいものを出荷する
5つは、どんなことがあっても、
貫けていた自分に気がつきました。
「ぶれていない自分ここにいた!」
「貫けている自分はエライ!」
「うん。良かった。良かった。」
自分のことって、
自分が1番分かっているようで、
実は1番分かっていなかったり
するんですよね~。
自分の取扱説明書って、
作っておくと何かと
役に立つと思いますよ(笑)
continue . . . . .
つづく . . . . .
From 農夫 of the 831 Farm